今日のしくじり先生は、歌手、女優のソニンさんでした。
彼女のしくじりは、16歳のとき
指示待ち人間だったばっかりに
周りにいた大人達に良いように利用され、
心が壊れるギリギリまで
追い詰められてしまったこと…。
聴いているだけで
苦しくなるような内容でしたが、
諦めずに乗り越えた彼女は
ひときわ大きく見えました(^^)。
そこでふと「指示待ち」ってなんだろう?
と疑問に思ったので、考察してみました。
ソニンさんが「指示待ち人間」だったのはしょうがない?
ソニンさんのしくじりについて、ネット上では
「まだ15、16歳とかで意見いえるかな」
「16歳がそんな判断できるわけないでしょ」
といった意見もありました。
しかし、30過ぎてもできない人(私です(^^;))もいれば、
18歳でバリバリ意見言える人(起業した大学生とか)もいますよねぇ…。
少なくとも一定以上の年齢になれば、
年齢は関係ないんじゃないでしょうか?
むしろ、いかに「指示待ち」以外の行動が必要とされたか、だと思います。
先生の言う通りに勉強をやり、
親の期待通りに良い大学に入り、
卒業後なんとなく入社する…
こんな「指示待ち」以外が必要ない環境であれば、
主体的に動けるようにはならないのは当然かと(^^;)。
自転車に乗らないと自転車乗れるように
ならないのと同じ理屈です。
先人があれもこれも、と先回りしてくれた結果なんでしょう。
ありがたくもありますが、適量でないと副作用がありますね(^^;)。
指示待ちとはどういう状態なのか?
外から見ると、
「自発的には行動せず、言われたことだけをやる」
状態を指します。
しかし心の内側はどんな状態なんでしょうか。
自分の経験に照らし合わせると
- 何をしたらよいか分からない
- (アイデアはあるけど)やってよいのか分からない
- やりたくない
- 疲れてる、やる気がない
こんな状態に集約されます。
指示待ちは解決できる?
前述のリストをみると、
どれも解決方法は簡単に見つかります。
前半2つは「知識」と「許可」があれば大丈夫。
後半2つは「動機・分担の見直し」と「休息」で解決できます。
方法は分かっても実際やるのは
とても大変ですが(^^;)。
「別に指示待ちのままでいいや~」
という方はともかく
少しでも何とかしたい!
と思ってる方は、次のどちらかから着手することをオススメします!
- 誰かに相談する
- ひたすら想いを書き出す
頭の中ではなく、外に出せ!ってことです。
外に出す過程で自然と整理されてきます。
IT業界では「見える化」と言ったりもしますね(一時期流行りました)
私は書き出すことから初めて、
半年ほどで指示待ちから抜け出しました。
「知識」「許可」が必要なら持ってくる!
「やりたくない」なら理由を見つける!
「疲れてる」なら即寝る(笑)
こんな風に主体的に動けるようになりますよ(^^)。